木原稔
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みのる日記 : 中山間地域農業の振興 by minoru

2010年2月24日(水曜日)

button_blue中山間地域農業の振興

現在まで、中山間地域の農家には「中山間地等直接支払い制度」という交付金を国から農家へ直接支払ってきました。

これは、耕作放棄地の解消と農業生産の維持を目的としたもので、所得を保障するものではありません。

今後もこの制度を続けるか、「農家の所得保障」という社会主義的な制度に切り替えていくか、それとも両方やるのか、議論が行われています。

いわゆる「中山間地域」とは、平地の周辺部から山間地に至るまとまった平坦な耕地の少ない地域、つまり林野率が高く耕地に劣る地域のことをいいます。日本は耕地面積、総農家数、農業産出額の約4割が中山間地域です。

確かに、日本の食料自給のことを考える場合、国土面積の7割が林野で平地が少ないという日本の地理的条件を考慮しなければなりません。「中山間地等直接支払い制度」は必要な制度だと思います。

しかし、ある農家の方からお手紙をいただきました。

「百姓の辛さは苦になりません。自給自足から出発して豊かになりました。そうなれば、朝は寝ておれず、昼は食を忘れ、夕には日暮れの早いのが残念になる。百姓を楽しむ人間にのみ与えられた天命であり、人生これ以上の幸福はありません。」

仕事に誇りを持って、辛い中にも楽しみを見つけながら頑張っているのはどの職業も同じです。額に汗して、また、知恵を出して頑張った人、失敗を恐れずリスクをとった人が報われる部分は残しておかねばならないと思います。

「中山間地等直接支払い制度」は継続しつつ、「農家の所得保障」については慎重に議論すべしと申し上げます。



投稿者 minoru | カテゴリー: | 投稿時間 23時02分34秒

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