●9時から衆議院財務金融委員会と衆議院安全保障委員会が同時に開会し、委員室を行ったり来たり。13時の衆議院本会議において、在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)法案が参議院で否決された旨の報告。参議院が条約を否決するのは憲政史上初のことらしい。直ちに両院協議会を開催されることになる。再び衆議院安全保障委員会。15時に衆議院本会議を再開。両院協議会でも成案が得られず、憲法61条により、衆議院の議決が国会の議決となりました。これも憲政史上初。「ねじれ」ているおかげ?で歴史的瞬間に立ち会うことの多い国会です。憲法は「ねじれ」を想定していたようです。夕方の便で帰熊。
燃える闘魂
●再上京。衆議院本会議後、日本政府主催による「日本ブラジル交流年・日本人ブラジル移住100周年記念式典」に自民党日伯議員連盟メンバーとして参加しました。この式典には、天皇皇后両陛下並びに皇太子殿下が御臨席になったほか、福田康夫内閣総理大臣、河野洋平衆議院議長、江田五月参議院議長、島田仁郎最高裁判所長官、麻生太郎日本ブラジル交流年実行委員会名誉会長、ジルマ・ロウセフ・ブラジル大統領府文官長(ブラジル政府代表)、ウエハラ・コウケイ・ブラジル日本移民100周年記念協会会長、在日ブラジル関係団体、在ブラジル日系人団体、地方自治体関係者など多数の出席がありました。
●アントニオ猪木さんと遭遇。なんと猪木さんは横浜市出身のブラジル移民でした。14歳の時に家族でブラジルに渡り、コーヒー農場での過酷な労働によって、強い精神力と肉体が培われたということ。たまたまブラジル遠征に来ていた力道山の目に留まってスカウトされて、日本に帰国してプロレス界入りした経歴は知りませんでした。国会議員の先輩でもあります。