今年10月21日、羽田空港(東京国際空港)に新しい国際線ターミナルがオープンしました。
国際線の定期便が復活するのは実に32年ぶりです。バンコクやシンガポール等のアジア路線を中心に、パリやサンフランシスコ等の欧米路線を合計すると、世界11カ国17都市と東京が結ばれました。
新たに建設されたD滑走路によって、発着回数は年間37万1000回(国内線含む)に拡大しました。将来的には44万7000回まで増やすことが可能です。これでもまだ足りないのですが・・・。
手元に昭和14年8月26日の羽田空港の写真があります。
当時は「東京飛行場」と呼んでいたようです。日本発の世界一周飛行に向けて離陸する「ニッポン号」の見送りに滑走路に集まった人々は約3万人!当時はターミナルも無く、滑走路の脇で日の丸を振っています。ラジオの中継も入っている様子。
いつの時代にも、遠く海の向こうに広がる未知の世界は、国民の胸をときめかせてくれる何かがあるようです。
【写真】今年もずいぶん餅をついたな〜!