台湾訪問3

3日目(5月9日)は再び新幹線で、高雄から台北へ。

熊本県の民間教育経済団体と合流し李登輝元総統を表敬訪問しました。「みのる日記」をさかのぼると、前回お会いしたのは2006年8月だったので約6年ぶりの再会です。その後ご病気をされたと聞いており心配してましたが、すっかり回復されて約2時間の「講義」を受けました。その間、李登輝“先生”は立ったままでした!

夜は90歳を迎える李登輝夫妻を囲んでゆっくり食事・・・と思いきや、途中でカラオケがはじまりました!李登輝さんに「知っている日本の曲」を選択してもらって、唄える日本人が唄うという変則ルール。私はトップバッターで「川の流れのように」を熱唱させていただきました。まさか元総統の面前でカラオケを唄うことになるとは・・・

翌朝、無事に帰国。3泊4日の有意義な台湾訪問でした。

台湾訪問2

2日目(5月8日)は新幹線で高雄市へ。

日本の新幹線技術(JR東海・JR西日本)を採用した「台湾高速鉄道」は時間が正確で乗り心地も極めて快適。700系の改良型ということもあり、日本の新幹線に乗っているような感覚でした。某国の高速鉄道とはモノが違います。

人口270万人を超える台湾第二の都市・高雄。

観光地を視察し、陳菊市長を表敬訪問しました。民進党の代理主席(現在は主席不在)も兼務する女性市長は体型も髪型もパワフル!シビアに日台交流の問題点をご指摘いただきました。私の知る立法委員(日本の国会議員)も女性が多く、台湾は女性政治家が元気です。

夜は日本側5人の視察団の為に、市長主催の盛大な夕食会にお招きいただきました。現地法人の日本企業や日本交流協会(台湾に大使館や総領事はありません)を交えて、日本と台湾の友好を深めました。

台湾訪問1

5月7日から10日までの4日間、久しぶりに中華民国(台湾)を訪問しました。

まず7日は台北空港から車で南下し台中市へ。熊本県出身の「聖人」が祀られれているという大甲区にある「文昌廟」訪ねました。

その人物は志賀哲太郎氏。

文献によると津森村(現在の熊本県益城町津森)の出身で、日本統治時代に台湾に教師として渡り、26年間にわたり1,000人以上の台湾学生を指導し、台湾教育界に多大な貢献をしました。そして多くの教え子がその後の台湾の政治・経済の中枢を担っていくことになります。

八田與一氏をはじめ、台湾の発展に貢献した日本人は多いのですが、郷土出身者が台湾人から聖人(神様)として顕彰されいる事に驚き、この事実を多くの日本人に知ってもらいたい、特に熊本県民は郷土の偉人として知っておくべきだと強く思いました。

今後、何らかの方法で広く県民に知らしめたいと考えています。