烏山頭ダム

熊本県は熊本と高雄を結ぶチャーター事業を行ってます。近い将来の定期便化を目指し、高雄から熊本に2000人以上が訪問します!今回は熊本空港発のチャーター機に乗り込んで台湾視察にやってきました。

八田與一氏(1886〜1942年)金沢市出身の日本人技師です。台湾人なら皆知っています。

八田氏は東京帝国大学土木科を卒業後、台湾総督府の技師として台湾に渡り、干ばつに苦しむ台湾の人たちの為に灌漑事業に取り組む仕事を与えられました。

1930年、日本統治時代の台湾で当時としてはアジア最大級の烏山頭ダムを建設しました。結果、不毛だった台南の土地を台湾最大の米作地帯に変えたのです。

その業績をたたえる記念公園が台南市にあり、公園内に八田與一の銅像と八田夫妻のお墓があります

ちなみに彼の築いた烏山頭ダムは、完成から80年以上が経過した現在でも稼働しています。膨大な建設費用の大半は、国会承認を得て日本の国費が充てられました。

こんな話が台湾には溢れています。どれだけ戦前の日本人が台湾の為につくしたか、台湾人が一番良く知っているはずてます。

東日本大震災後、台湾政府は国民に寄付を呼びかけ300億円以上の義援金(世界一)を集め、我が国に寄付してくれたのも頷けますね。