総合評価落札方式における予備自衛官の評価について

防衛省が発注する自衛隊施設の建設工事の総合落札方式において、予備自衛官を現場配置する場合に加点評価する施策ができました。

http://www.mod.go.jp/epco/dfaa/oshirase1_1_pdf/yobijieikan.pdf

予備自衛官には、現場の代理人を補佐し部隊との調整、作業員への教育を行ってもらいます。建設会社は、予備自衛官の現場配置期間延べ日数が30日・人以上が条件となります。これにより、予備自衛官の皆さんの知見を活かすことができ、駐屯地との調整も円滑に行われるため工事も順調に進み、工事の品質の確保に寄与するものと考えます。さらに新規参入企業の入札環境が整えられ、競争性の向上が期待できます。

なによりも、建設会社をはじめ日本企業が国防について理解していただき、積極的に予備自衛官を採用してもらうことによって、自衛官の再就職支援と予備自衛官の人材確保に資することになります。

平成27年7月1日以降に公告する案件から適用です。

※退職自衛官である予備自衛官及び即応予備自衛官が対象になります。下請けによる予備自衛官等の現場配置も適用されます。