太平洋島嶼国協力推進会議

私が議長を務める「太平洋島嶼国協力推進会議」を開催し、来年の総理主催『第9回太平洋・島サミット(通称:PALM9)』に向けて何をすべきか、何ができるのか、各府省庁の検討状況を聴取しました。

これまでに太平洋島嶼国地域の各国代表と意見交換したところでは、この地域が直面する課題としては、保健・気候変動・強靱なインフラ・教育・人的交流の促進・海洋保安・漁業など、日本と協力できる分野は極めて多岐に亘ると実感しています。

新型のコロナウイルスの世界的拡大や、それに伴う厳格な移動制限等もあり、観光業を主要産業とする太平洋島嶼国が経済的にも大きな打撃を受けている中、自由で開かれたインド太平洋の要であるこの地域を日本として力強く支えていくことは、安全保障の観点からも一層重要性を増していると考えています。

広域的な被害状況

今週末も故郷・熊本へ。

『令和2年7月豪雨』による被害は、人吉市や球磨村を中心とした《県南部》に注目が集まっています。確かに、被災された方や亡くなった方の人数も県南部に集中しています。

一方で、あまり話題に取り上げられませんが《県北部》の山鹿市や荒尾市、《天草地域》の牛深市、《阿蘇地域》の小国町などにも被害があったとの情報を得ました。熊本県内は広域的な被害状況と言えます。

県北部へ足を運び、鹿本管内を視察。山腹斜面が豪雨により崩壊し、土砂が下流の水田等の農地や市道等へ流出してる箇所が多数確認されました。県北部、特に山間地域の被災状況の全体把握はこれからとのこと。

熊本県全域の被害状況把握に努めます。

各国大使との会談

コロナ禍における水際対策により海外出張が制限されている中で、各国駐日大使との意見交換は大変有意義な外交ツールとなっています。

在外公館を通じて政府高官と電話で会談するのも良いのですが、電話で相手の本音を引き出す事は容易ではありません。むしろ予定時間より早く終わってしまい盛り上がりに欠けることもしばしば…。

やはり外交は直接会って話すことが大事だとあらためて感じているところです。

※写真撮影の時だけマスクを外しています。

令和2年7月16日《イギリス》写真・上
左:ポール・マデン駐日英国特命全権大使
右:サイモン・ステイリー国防武官/海軍大佐

令和2年7月17日《ドイツ》写真・下
左: イナ・レーペル駐日ドイツ大使

安倍総理が熊本豪雨被災地を訪問

安倍総理とともに熊本県球磨村と人吉市の被災現場を訪問しました。球磨村では最初に14名が亡くなられた特別養護老人ホーム「千寿園」で黙禱を捧げ故人の冥福を祈りました。

人吉市では2箇所の避難所を激励。新型コロナウイルス感染症対策として、体温の測定や避難者同士の間隔の確保、パーティションの利用など、避難者の健康を守るための工夫がなされている事が確認できました。

熊本県知事はじめ被災自治体首長からの要望によると、まず、住民の日常生活の再建は待ったなしです。仮設住宅の建設をはじめ、通学の支援や廃棄物の処理など早急に手を打たねばなりません。そして、大きな被害を受けた農林業者や中小・小規模事業者が事業再開への気力を失いわない為の施策が必要です。

総理は官邸に戻るとすぐに『令和2年7月豪雨非常災害対策本部会議』を開催し、予備費や災害復旧の為の予算を合わせて約4,000億円の財源を活用し《被災者の生活となりわいの再建に向けた対策パッケージ》を月内に取りまとめるよう指示を出しました。

さらに、被災者の権利を守り、生活再建に向けた取り組みを後押しするため、明日の閣議で今般の災害を《特定非常災害》に指定すると宣言。これにより自動車運転免許の更新ができない方の有効期間の延長や、被災地に生じる様々な法律問題を無料で相談できる制度を適用できるようになります。

私は熊本に残り、瓦礫の処理に汗を流す自衛官を激励。写真は、福岡県春日市に所在する福岡駐屯地から災害派遣された第19普通科連隊の皆さんです。ありがとうございます!

海外からのお見舞いメッセージ

今般の『令和2年7月豪雨』に対して、海外から[お見舞いメッセージ]を多数いただいております。広く日本国民に知ってもらいたく、その一部を紹介します。(2020年7月10日時点)

《米国》ヤング臨時代理大使
7月5日 ツイッター
九州を襲った集中豪雨で被害に遭われた熊本県と鹿児島県の方々にお見舞い申し上げます。また、大切な方を亡くされたご家族や関係者に心よりお悔やみ申し上げます。

《米国》在日米軍司令部(USFJ)
7月6日 ツイッター
このたびの九州南部豪雨により犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。また、大変な被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

《台湾》蔡英文総統
7月5日 ツイッター
連日の豪雨で日本の九州が深刻な水害に見舞わ れています。熊本県の老人ホーム「千寿園」の浸水で複数の死者が出たと知り、残念でなりません。犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、被災地が一日も早く日常を取り戻せるよう、心より願っています。

《ベルギー》ドゥ・ビルデルリング駐日大使
7月5日 ツイッター
熊本の洪水・地滑りの被災者の皆さまにお見舞いと支援を申し上げます。救助隊と当局の尽力がすぐに被災者の皆さまに安心をもたらすことをお祈りします。

《ラトビア》リンケービッチ外相
7月5日 ツイッター
被災者の家族及び友人に対してお悔やみを申し上げる、捜索及び救助に関して幸運を祈る、という内容。

《パキスタン》アイシャ・ファルーキ外務省報道官
7月6日 ツイッター
日本の熊本県で発生中の洪水で失われた尊い命について、日本政府及び日本の人々へ心よりお悔やみ申し上げます。まだ行方不明となっている方々の早期発見をお祈りいたします。パキスタンは強靱な日本の友人と連帯します。

《パキスタン》ザフール・アフマド外務次官補
7月6日 ツイッター
日本の洪水により、多くの人々の命が失われたことに、心よりお悔やみ申し上げます。一日も早い復旧をお祈りいたします。

《英国》ポール・マデン駐日英国大使
7月6日 ツイッター
九州地方の記録的な大雨による災害によりお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げます。被災された方々に心よりお見舞いを申し上げますと共に、救助にあたられている方々に心を寄せています。

《アイルランド》駐日アイルランド大使館
7月6日 ツイッター
九州地方の豪雨により、多くの方が困難に直面していることに心を痛めております。犠牲となられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに、熊本など九州地方に暮らすアイルランド人、熊本アイルランド協会をはじめとした友人の皆様、被害に遭われた皆様方にお見舞い申し上げます。

《ジョージア》ティムラズ・レジャバ駐日臨時代理大使
7月6日 ツイッター
熊本で発生した豪雨による災害によりお亡くなりになった方にご冥福をお祈りするとともに、ご遺族や被害を受けた方に心よりお見舞い申し上げます。 被害の最小化と地域のいち早い復旧を願っております。

《エストニア》レインサル外相
7月6日 ツイッター
犠牲者へのご冥福及びその家族及び友人に対し てお悔やみを申し上げるという内容。

《イラン》ムサビ外務報道官
7月6日 イラン外務省HP
日本で洪水及び土砂崩れが発生し、数十名の死者・行方不明者を出し、また、大変な物的損失を生じていることを残念に思う。日本政府及び国民、そして被害者家族に同情申し上げる。

《コロンビア》ドゥケ大統領
7月6日 ツイッター
日本国民への連帯、亡くなられた方へのお悔やみ及び被害を受けた方及び家族へのお見舞いを表するという内容。

《メキシコ》フランコ外務省アジア大洋州局長
7月6日 ツイッター
今般、熊本県で発生した洪水被害で人命が失われたことに関し、メキシコ外務省の名において、日本政府及び国民に心からの弔意を表明いたします。

《国連》グテーレス事務総長
7月6日 報道官声明
日本の九州地方・熊本において、本日、洪水及び大規模な土砂崩れにより、少なくとも40名の方がお亡くなりになったという報告を受け、深く悲しんでいます。犠牲者のご家族、日本国民及び日本政府に対し、深い哀悼の意を表明します。

《アゼルバイジャン》アリエフ大統領
7月7日 大統領府HP掲載
日本国 徳仁天皇陛下へ
陛下、貴国南部における自然災害の結果、たくさんの方々の命が失われたこと、及び甚大な被害があったことに心を痛めております。 私個人として、またアゼルバイジャン国民を代表して、陛下とご遺族に心からお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた方々が一刻も早く回復なさるよう願っております。

《豪州》スコット・モリソン首相
7月9日 日豪テレビ首脳会談
今般の豪雨災害の犠牲者に対するお悔やみと、 被災者及び日本国民に対するお見舞い。

《トルコ》メルジャン駐日トルコ大使
7月9日 木原稔内閣総理大臣補佐官へお見舞いの電話。

※ 上記の他、アフガニスタン、アンドラ、ウガンダ、ウズベキスタン、カザフスタン、韓国、クウェート、キルギス、コートジボ ワール、タジキスタン、チリ、ドイツ、トルクメニスタン、ニカラグア、ネパール、バングラデシュ、フィリピン、モルディブ、モンゴル、ラオス、ルクセンブルク、ロシアから書簡等によるお見舞いの意の表明がありました。御発信ありがとうございました。