殉職自衛官「葬送式」

本年4月6日の陸上自衛隊ヘリコプター墜落事故により殉職した10名の自衛官の葬送式が健軍駐屯地(熊本市東区)で営まれ、地元選出議員として参列しました。

赤ん坊を抱いたまま献花する奥様、年端もいかない子供達など、毅然と振る舞うご遺族の姿に涙が止まりません。

内閣総理大臣や防衛大臣、統合幕僚長など防衛省・自衛隊の関係者が多数参列し、政府として最大の弔意を感じたところです。

当時、着任したばかりの第8師団長の坂本雄一陸将とは、事故の5日前に熊本事務所に来ていただき、島嶼防衛などについて1時間ほど語り合ったばかり…

殉職した皆様の誇り高き遺志を受け継ぎ、日本国民の命と暮らしを守り、世界の平和と地域の安定に貢献していく想いを更に強くしました。

(式は非公開のため写真は官邸HPより)

“参議院”国土交通委員会へ

委員長提案として、衆議院本会議で可決となった議員立法「貨物自動車事業法の一部を改正する法律案」について、本日、参議院の国土交通委員会において、その趣旨を説明しました。

質疑の後に採決が行われ、全会一致で賛成となりました。成立に向けて、後は参議院本会議を残すのみです。

通常国会における提出法案としては、6月21日の会期末を考えると、これが最後の法案となりそうです。

🎥動画はコチラhttps://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=7544

外交は国会議員の重要な仕事

国会会期中に海外へ行くことには制約があります。特に今期のように衆議院で常任委員長(国土交通委員会)を拝命していると、外遊許可のハードルが相当高くなります。その為、できる限り日本国内において外交を行うようにしてます。今週は4カ国(地域)の要人とコミュニケーションを図りました。

①6月5日(月)🇮🇳駐日インド大使館を訪問。G7広島サミットへのモディ首相の参加に対して、シビ・ジョージ大使に感謝を伝えました。

②6月5日(月)🇹🇼訪日中の台湾民衆党・柯文哲党首の表敬を受けました。次期台湾総統選挙に立候補を予定しているとのことです。

③6月6日(火)🇵🇱駐日ポーランド共和国大使館の駐在武官ヴォイチェフ・カリシュチャック陸軍大佐の自宅にお招きいただきました。

④6月8日(木)🇭🇺駐日ハンガリー大使館を訪問。パラノビチ・ノルバート特命全権大使と多岐にわたる分野において意見交換しました。

2024年問題

いわゆる「2024年問題」とは、「働き方改革関連法」の自動車運転業務への適用が開始されることで発生する諸問題のことです。

例えば、同法は2019年より施行されていますが、法定労働時間を超過した時間外労働は年間で720時間となりました。トラックドライバー等の自動車運転業務は急な是正が難しいことから、自動車運転業務では年間960時間が上限となり、2024年3月まで時限措置として施行が猶予されました。特別に猶予されたものの、年々貨物量が増加し、人手不足も解消されず、長時間労働が是正されません。しかし法令の施行が迫ってきた。これが「2024年問題」の一つの「時間外労働時間の上限規制」でした。

そこで、働き方改革の実現と安定的な輸送サービスを確保するため、現行の時限措置を継続的に運用することが必要な状況と判断し、荷主による違反原因行為への対処及び標準的な運賃の設定に関する措置について、措置期間を「当分の間延長」する改正案を起草したところです。

本日、議員立法として「貨物自動車事業法の一部を改正する法律案」を委員長提案したところ、全会一致で可決され、参議院送付となりました。

ちなみに、6月1日は「かりゆしウェアの日」ですので、沖縄県産品「かりゆしウェア」を着て登壇しました!