最終日に重要公務

①「新世代装備研究所」を設置

ロシアによるウクライナ侵略に見られるように、現代の戦闘様相は、従来型の兵器のみならず、ミサイルと無人機を組み合わせた大規模な攻撃、そして、情報戦などの複合的なものになっています。こうした新しい戦い方に対応できるかが大きな課題です。本日設置した「新世代装備研究所」は、特に、宇宙・サイバー・電磁波領域における領域横断作戦能力や、指揮統制・情報関連機能の強化に資する研究を中心に、宇宙、電子装備品、サイバー及びAI関連器材の研究を所掌し、将来の防衛力強化に向けて重要な役割を果たすことを期待しています。(僭越ながら「新世代装備研究所」は私が名付け、看板にも揮毫しました!)

②「防衛イノベーション科学技術研究所」を設置

劇的なスピードで進化する科学技術は、社会の在り方を根本から変え、また、戦闘の様相も大きく変化させています。本研究所は、防衛当局者だけでなく、企業、大学、研究機関等の叡智を結集し、クリエイティブな発想で先端技術を目利きし、育て、社会実装に繋げていきます。ここが安全保障分野における産学官連携のハブ拠点となると確信してます。是非とも、挑戦的な目標にリスクを取って果敢にチャレンジし、従来の常識を覆すブレークスルーを実現して欲しい。決して小さくまとまらず、失敗を恐れずに果敢に挑戦し続けることを期待してます。(僭越ながら「防衛イノベーション科学技術研究所」英名 DISTI:Defence Innovation Science & Technology Institute は私が名付けました!)