曽我ひとみさんの言葉が胸に刺さりました。
「母は来月93歳になりますが、半世紀近く一度も会えないなんて本当に悔しくてたまりません。少しの時間でもいいので私に親孝行をする時間を与えてください。」
日朝首脳会談から22年が経過しましたが、今年も状況を変えることはできませんでした。国会議員として忸怩たる思いです。
政府が認定している安否不明拉致被害者は12人。健在な親世代は横田めぐみさんの母親(早紀江さん・88歳)と有本恵子さんの父親(明弘さん・96歳)の2人だけとなりました。
被害者や家族にはタイムリミットがあることを強く意識しなければなりません。
親世代の家族が存命なうちに、全ての被害者の即時一括帰国を一刻も早く実現するよう政府に求めるとともに、北朝鮮に対して被害者全員の帰国を決断するよう求める決議を採択したところです。