オーストラリア政府は次期汎用フリゲート11隻の調達を計画していましたが、この度、わが国の「もがみ」型護衛艦(能力向上型)が選定されました!
具体的には、11隻のうち最初の3隻は日本国内で建造、残りの8隻はオーストラリア国内で建造する予定です。
この決定は、わが国の安全保障の観点から積極的な意義があります。同志国であるオーストラリアとの共同開発・生産は、相互運用性や互換性の大幅な向上に資するとともに、インド太平洋地域の艦艇建造・維持整備基盤の強化に資するものです。
さらに、厳しい造船業界にとって経済的波及効果が大きく、わが国艦艇の能力向上にも資するものと考えます。
スペイン、ドイツ、韓国と競合国がある中で、わが国の選定に向けて、本プログラムに関わってきた関係者に心から慰労と感謝を申し上げます。正式契約に向けて、引き続き官民一体で取り組んで参ります。


