拉致被害者のご家族と面会

拉致問題担当大臣として、北朝鮮による拉致被害者のご家族等と面会しました。

2002年に5名の拉致被害者が帰国されて以来、一人の拉致被害者のご帰国も実現できなかったことは痛惜の念に堪えず、誠に申し訳なく思っております。

私自身、松木薫さんの出身地である熊本の選出であり、地元で署名活動を行うなど、これまで拉致問題の解決に真剣に取り組んで参りました。ご家族の皆様とお会いする中で、長年に渡る苦しみや悲しみを何度もお伺いしてきており、肉親との再会を求める皆様の差し迫った思いを痛感しています。

ご家族の帰国を強く求める皆様の切実な思い、積年の思いを胸に、国際社会との連携や啓発活動を含め、政府一丸となって取り組みます。全ての拉致被害者の一日も早いご帰国を実現するとの強い決意の下、考え得るあらゆる手段を尽くします。

高市早苗内閣が誕生

高市早苗総裁は国会で首班指名を受けて、第104代内閣総理大臣に就任しました!憲政史上初の女性総理となります。

その後、高市総理から第90代内閣官房長官の指名を受けました。内閣の要として、危機管理、政府のスポークスマン、政府部内や国会との総合調整の役割を着実に果たし、国政全般にわたり、高市総理を支えていきます。

高市内閣としては、今の暮らしや未来への不安を希望に変え、強い経済を作るとともに、世界が直面する課題に向き合い、世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻します。

沖縄基地負担軽減担当大臣としては、普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現し、基地負担の軽減を図ります。

拉致問題担当大臣としては、全ての拉致被害者の一日も早いご帰国を実現するため全力を尽くします。

戦略的自律性

公益財団法人国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)が主催するシンポジウム「半導体同盟-日台協力が拓く新たな未来-」にて基調講演を担当させていただきました。

半導体と安全保障が結びつけられて議論されるようになったのは、日本ではごく最近のことです。経済安全保障の観点から、国家や国民に不可欠な物資を国内で確保する「戦略的自律性」が求められるようになり、その代表的な物資のひとつとして半導体の重要性が語られるようになりました。

「半導体の戦略的自律性を高めなければ、日本の未来はない」と言っても過言ではなく、それほど半導体の確保は死活的に重要なものとなっています。

また、半導体は国防とも密接に関わっています。例えば、昨今の戦いでは無人機の使用が必須になってますが、無人機のセンサーをはじめミサイルや戦闘機、艦船、車両など、軍の装備品すべてに半導体が組み込まれており、半導体なしに国防は成り立たないと言えます。

現代社会のあらゆる分野で半導体は要(かなめ)です。「シリコンアイランド」九州の中心地である熊本出身の議員として、その戦略的自律性を高めていくための取り組みを政府・企業と連携しながら加速して参ります。

政治の恩師

10月8日、恩師が逝去されました。
元熊本県議会議長 小杉直先生(享年79歳)

10日に通夜、11日に葬儀となります。

20年前、私は会社員から転身し衆院選に立候補することになりましたが、翌日から政治活動に対するご指導をいただいてきました。小杉先生は警察官出身らしく、そのご指導は厳しくも温かいものでした。

また、衆院選では選挙対策本部長として、鬼となって陣営を引き締め、当選へと導いてもらいました。

これからも薫陶を胸に精進して参ります。安らかにおやすみくだい。ありがとうございました。

反撃能力の正しい理解を

陸上自衛隊健軍駐屯地に所属している第5地対艦ミサイル連隊。そこに配備されているスタンド・オフ・ミサイル12式地対艦誘導弾(12SSM)を「能力向上型」に更新します。

能力が向上することで射程が伸びて「反撃能力」を保有することになります。

反撃能力とは、わが国に対する武力攻撃が発生し、その手段として弾道ミサイルなどによる攻撃が行われた場合、「武力の行使」の三要件に基づき、そのような攻撃を防ぐのにやむを得ない必要最小限度の自衛の措置として、相手の領域において、わが国が有効な反撃を加えることを可能とする、スタンド・オフ防衛能力などを活用した自衛隊の能力のことを言います。

反撃能力は、憲法、国際法、国内法の範囲内で行使されるものです。武力攻撃が発生していない段階で自ら先に攻撃する先制攻撃は許されず、それを行うことはありません。