令和8年(西暦2026年)、あけましておめでとうございます。
昨年10月21日、憲政史上初の女性宰相である高市早苗総理大臣の下で、図らずも内閣官房長官を拝命しました。政府の総合調整役を兼ねて沖縄基地負担軽減担当としては、普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現します。拉致問題担当としては、北朝鮮による拉致被害者の一日も早いご帰国を実現するため全力を尽くします。
内閣官房長官は「内閣総理大臣の職務を行う第一順位」という重責であり、原則として在京が義務付けられます。日常の政治活動が限られる状況であることをご理解のうえ、今年も変わらぬご支援をよろしくお願い致します。
さて、高市政権では、今年も「責任ある積極財政」に基づき、「強い経済」「強い外交・安全保障」「持続可能な社会保障」を実現して参ります。
「強い経済」について、具体的には、昨年は国民の皆様が直面している物価高への対応を最優先に、補正予算の成立という形で生活の安全保障を具体化しましたが、本年は未来を生きる皆様のために、今の暮らしと未来への不安を希望に変えるべく、更に「強い経済」による成長を追い求めます。その「強い経済」を構築する成長戦略の肝は「危機管理投資」となります。
「強い外交・安全保障」について、外交と防衛・安全保障政策を車の両輪として、わが国の独立と平和を守り抜くとともに、わが国にとって望ましい国際環境を積極的に創出していくべく、分断と対立の進む世界を開放と協調に導く役割を果たしていきます。
「持続可能な社会保障」について、税と社会保険料の負担で苦しむ中・低所得者の負担を軽減し、所得に応じて手取りが増えるように、「給付付き税額控除」の制度設計を急ぎます。そのための国民会議を立ち上げ、税と社会保障の一体改革について議論して参ります。
必ずや日本を再び誇れる国に、そして世界の高みに押し上げます。皆様にとって、わが国にとって、令和8年が「希望の年」となることを祈念します。
令和8年 元旦
衆議院議員 木原 稔

作品「夜明け・日本平」歳嶋洋一朗氏

