●連日暑い日が続き、例年以上にエアコンを使う時間が長い気がします。
地球温暖化ガスの削減が具体的目標となる中、石油等の燃料に依存するエネルギー供給源に代わる代替エネルギーを模索しています。最も注目されているのはバイオエタノールという植物燃料で、ブラジルやアメリカの一部では既に普及しています。
バイオエタノールとは、サトウキビやトウモロコシなどの多糖からできた「バイオマス」から製造されるものです。バイオマスの炭素は植物が空気中から吸った二酸化炭素なので、燃焼しても地球の二酸化炭素の総量は変わらないところがポイントです。
政府は、平成20年春からバイオエタノールを混ぜたガソリン(バイオガソリン)を扱う給油所へ補助金交付をはじめます。平成22年には全国に展開し、最終的に石油依存度を現在の80%に抑える目標を設定しました。
これからも地球温暖化の抑制・防止に向けた取り組みにご協力願います。