●「伝統と創造の会」に出席。ペマ・ギャルポ氏を迎えてチベット騒乱についての実情を伺う。「中国政府によるチベット自治区圧政」「チベット人に対する極端な人権侵害」が原因とのこと。次に外務省から情報収集。驚いたことに、日本独自ルートの情報源はなく、中国政府発信の間接情報しか持っていない。これでは駄目だ。現在チベットがどうなっているのか、あらゆる手段を使ってしっかり把握します。そして、北京オリンピック開催国として中国政府の今後の対応を注視していきます。午後は、自民党タクシー・ハイヤー議員連盟、衆議院外務委員会、衆議院財務金融委員会に出席。
センターピン
●県知事選挙でお世話になった方々へ報告と御礼のご挨拶。
●行政改革推進本部公務員制度改革委員会で徹底的に議論。『内閣人事庁』設置や人事権の所在について意見が分かれました。現在の「官僚内閣制」から政治主導の「真の議員内閣制」へ脱皮を図り、公益法人の統廃合や天下り根絶など行政改革のセンターピンが公務員制度改革であり内閣人事庁の設置であると言及。センターピンが倒れなければストライクはありえません。午後は衆議院本会議、衆議院財務金融委員会、自民党青年局中央常任委員会に出席。今夜の「プロジェクト J.」はマスコミ各社との懇談会でした。
政治家の仕事
●県知事選挙から一夜明けました。早速「辻立ち」を再開。自分自身のことを話すのは久しぶりです。来客対応や挨拶回りをしながら、夕方の便で上京。いよいよ年度末です。歳入法案をはじめ、延長期限が切れる様々な法律の審議が進みません。このまま新年度を迎えてしまうのでしょうか。例えば、現行の「在日米軍駐留経費負担特別協定」は3月31日で失効します。安全保障の観点から日米同盟を維持していくかどうか、国益にとって「新協定」の議論は重要な課題です。これも衆議院外務委員会で審議拒否や先送りをされ続けています。結論の是非は別として、期限内に一定の結論を出すことは政治家の仕事だと思います。多くの国民は「審議拒否をするなら歳費を返金しろ」と言うはず。
おめでとうございます
バッファー理論
●移動中の選挙カーの中でかばしま郁夫さんに教えてもらいましたが、蒲島学説に『バッファー理論』というものがあるそうです。「前の週の世論調査で有利と出た候補者は危ない」といった説です。今週月曜日のすべての新聞で「蒲島先行」と書かれてしまった効果によって、相手の候補者陣営が必死になり、自陣営は弛緩する。さらに、バッファー・プレイヤー(与党支持者であるが、与野党伯仲を理想とする投票者)は、不利な候補者に投票しようとするため、自分の当選は非常に危ないのだということです。自分の学説が当たらないことを祈りながらも、興味深く理論を検証しているように見えるかばしま候補でした。
●かばしま郁夫さんの応援に、中田宏(なかだひろし)横浜市長が来熊。松下政経塾で『蒲島先生』から薫陶を受けた塾生だということ。中田市長と一緒に街頭演説や商店街の練り歩き(桃太郎)を実施。個人的に、中田市長の演説や遊説は大変勉強になりました!かなりの手応えを感じて選挙戦は終了。