オメデトウゴザイマス

 昨日は、後輩の西村信男君の結婚披露宴に出席しました。相手の新婦がRKK(熊本放送)アナウンサー野溝美子さんということもあって、凝った演出やプロの芸人さんによる余興など賑やかで楽しい披露宴でした。信男君、美子さん、末永くお幸せに!

  

支部長再任

 支部長に再任されました。何の支部長かというと、「自民党衆議院熊本県第一選挙区支部」の支部長です。この支部は党本部の直轄組織で、支部長は次期衆議院総選挙における自民党公認候補予定者という位置づけになります。支部は政党交付金や法人による寄付金の受け皿でもある組織です。以前、岐阜一区の公認問題で野田聖子さんと佐藤ゆかりさんが支部長争いを繰り広げたことがありましたね。

 とにかく、次の目標がハッキリ定まりました。毎日熊本にいることができるこの機会に、じっくり地元の声を聞いて足元を固めて、次期政権での政策に反映させるための勉強をさせていただきす。

【写真】連日、早朝の辻立ちから夜のラジオ出演まで地道な活動を継続。

  

福岡ラーメン情報

 車で福岡へ。用事を済ませて久しぶりの福岡ラーメンめぐり。熊本出身のオーナーが経営する「麺劇場 玄瑛」は11:30の開店時間に行ったのですが、既に行列が・・・。客席がコロシアム(劇場)の観客席のようになっているのが特徴。職人を客席から観覧するというアイデアが受けている様子。ガイドブックを持った観光客を中心に賑わっていました。ラーメンに関しては・・・ノーコメント。続いて、FBS(福岡放送)主催の「九州ラーメン総選挙2008」で堂々と1位を獲得した「長浜ラーメン『名島亭』」に移動。東区の町外れにあります。昼を過ぎているのに行列。店内の壁には町内会の行事が貼ってあるような庶民的な小さな店。近所の方や家族づれで繁盛していました。450円の伝統的な長浜ラーメンですが、麺もスープも仕事が丁寧。忙しい中でも一杯一杯にスキがない。なによりも親父さんが温かい。最高の一杯をいただきました!

【写真】「名島亭」は通をうならせる究極の長浜ラーメン。

  

在野精神と自主独立

 私が学んだ早稲田大学の校風に「在野精神」と「自主独立」があります。

 「在野精神」とは、野に在ってこそ真実が見えるということ。選挙に負けて自民党が野党に転じ、特に最近になって「在野精神」を意識することがあります。政府や政党のための政治ではなく、国民と共にあり国家のための政治を行う。私はその基本姿勢に戻り次回につないで参ります。

 「自主独立」のルーツは、新政府の担い手だった大隈重信が薩長派閥と対立し、野に下った時にさかのぼります。大隈翁は立憲改進党を設立し、その半年後に、東京専門学校(早稲田大学の前身)を創立。大隈翁が目指したのは、自由主義的な政治の実現でした。当時、大学といえば帝国大学など「官学」が主流でしたが、大隈翁は「国家・国民の真の独立を促すためには、まず『学問の独立』を果たさなければならない」と考えて、「私学」の設立に踏み出したのです。

 民間主導で自由主義を貫くには、民間の声を代議士に集約することが大事です。現在はあまりにも社会主義的な政策が横行していないか、代議士の声が封印されていないか、危惧をいだいています。

 「代議士」とは「国民の代わりに議論する士(サムライ)」のこと。政府が間違わないように監視し、国家国民のためにより良い政治を行うのが仕事。次の選挙のために地元活動や蓄財に専念している議員、国会で質問をしない議員(させない政党)、単なる「起立要員」になり下がっている議員、そんな議員は「代議士」ではありません。

 また、どんな事情があるか知りませんが、会期延長をためらうことなく法案審議を尽くすべきでしょう。

【写真】「木原みのる杯グラウンドゴルフ大会」を開催。

 

「再起可能」

 木村和也さん(RKKアナウンサー)の講演を聞きました。演題は「再起可能」。番組中にアクシデント(ハンググライダー墜落)に見舞われ脊髄損傷。両下肢完全麻痺を克服するために辛いリハビリ生活を始めます。医師から「歩けるようになる可能性は1%」と宣告されてから、実際に歩けるようになるまでの心の変化と様々な人間模様の話にとても引きつけられました。

また、東京都出身の木村さんだからこそ熊本県の良さが分かるという話がありました。「熊本県民は熊本の良さをあまり分かってない」と言われました。そうかもしれません。例えば熊本市でいうと水道の蛇口から天然水が出てくる中核市(人口30万人以上)は他にありませんから。

 平和も同じです。戦争のない状態が当たり前ではないということをどれだけの国民が意識しているでしょうか。「日本人は日本の良さをあまり分かっていない」と感じます。熊本県の不平不満ばかりを言う熊本県民、日本の不平不満ばかりを言う日本人、が多くなったような気がします。向上心を持つことは大切ですが、自分の郷土や国に対して、もっと誇りを持つべきです。

少し横道にそれましたが、木村和也さんは現在40歳で私と同世代。話を聞いて勇気が湧いてきました。ありがとうございました!

 

【写真】RKK木村和也アナウンサーの講演。