日本版DBS

DBS(Disclosure and Barring Service)とは、子供と接する仕事への就職を希望する人に性犯罪歴が無いことの確認を求める英国の制度です。

我が国でも、こども家庭庁に「日本版DBS」を制度化し、子供達を性犯罪から守るために従業員等の性犯罪歴を確認させる仕組みを作ろうとしています。政府の有識者会議では、確認の対象を裁判所の事実認定を経た前科とし、一定期間(5年〜10年)が経過した前科は対象としないとした制度設計の報告書をまとめました。

一方、私が座長を務める自民党『こども・若者』輝く未来実現会議では、「性犯罪は更生が難しいので、確認の対象とする性犯罪歴に期限を設けるべきでは無い」「わいせつ教員対策法のデータベースのように長期間(40年)にわたり性犯罪歴を確認できる制度にすべき」などの意見が数多く出されました。

議論は始まったばかりです。憲法22条(職業選択の自由)や刑法34条の2(罪の消滅)に配慮しながら、実効性のある法制化に向けて取り組んで参ります。

委員長室

衆議院第一議員会館の2階は、いわゆる「委員長室フロア」です。常任委員長や特別委員長、憲法審査会長などの執務室が集合しています。

今は国会が閉会中なのであまり使われませんが、「閉会中審査」が行われている委員会は、理事会等の会場として使用される事があります。ちなみに、今週は「ALPS処理水海洋放出」を議題として、経済産業委員会と農林水産委員会の連合審査が行われる予定です。

今日は熊本から支援者の皆さんが上京。「国土交通委員長室」を訪ねてくれました。ありがとうございました。

ジェーンズ邸が復旧

平成28年の熊本地震により全壊し、復旧工事が終了した熊本県指定重要文化財「熊本洋学校教師館ジェーンズ邸」が開館しましたので、改めて見学しました。

この建物は、熊本洋学校に外国人教師ジェーンズを迎えるため、明治4年(1871)に建てられた熊本県内に現存する最古の洋館です。

ジェーンズは明治4年から明治9年までの5年間ここで暮らし、熊本の若者達を教育しました。ここで学んだ学生は、あらゆる分野で、熊本のみならず我が国近代化の礎となっていることに驚きます!

また、西南戦争の際には、征討大総督の有栖川宮から博愛社(現在の日本赤十字社の前身)の設立許可を受けた場所でもあります。

最初は古城地区(現在の県立第一高等学校)に建てられましたが、移築を繰り返しながら、水前寺成趣園の東側隣接地に移設されました。しかし、熊本地震で倒壊。紆余曲折を経て、今回、水前寺江津湖公園(水前寺地区)の一角に移設復元されました。

館内にはジェーンズの愛用品や博愛社ゆかりの品々が展示されています。この機会に熊本県民の皆さんには是非ご覧いただたく、また観光客にも広く周知したいと思いました。

なでしこ学習会

木原みのる後援会女性部『しらゆき會』が主催する勉強会です。

最初のテーマは憲法改正。

現在の日本国憲法は施行から76年が経過していますが、多くの国民にとって身近な存在ではありません。特に女性にとっては顕著です。法治国家にとって最高法規の憲法は、本来、国民誰もが慣れ親しむべき規範であるはずですが、その成立過程や内容からして、およそ日本国民が納得して受け入れるには程遠い存在でした。

5回シリーズの第2回目は約120名の女性に出席していただきました。憲法改正のための国民投票の際には皆さんが納得して投票してもらえるよう、日頃から身近な学習会を重ねて参ります。

第一部「日本の憲法ってどんなもの?」片岡正憲氏

第二部「日本らしくあるために」木原みのる

台北線就航

念願の熊本空港と桃園国際空港(台北)を結ぶ定期便が就航しました!運航会社はスターラックス航空です。

まずは週5便、10月29日からは週7便(毎日運航)との事。熊本と台湾の距離が益々近くなりますね!