地域航空会社の存続のために

初めてAMX(天草エアライン)に搭乗することになり🐬イルカ柄の機材を期待してましたが、搭乗口で見えたのはJAC(日本エアコミューター)の機材でした。

AMXもJACも共にフランス製のATR42-600を使用しており、このフライトではAMXのコクピットクルーとキャビンクルーが、他社であるJACの機材で運航します。

コードシェア等とは異なるこの仕組みを「Essential Air Service Alliance(EAS Alliance)」と言い、2023年に設立した九州地域における企業系列を超えた、以下5社による地域航空会社連携です。

天草エアライン(AMX)、オリエンタルエアブリッジ(ORC)日本エアコミューター(JAC)、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)

このアライアンスを構築するにあたり、長年に渡り国土交通省航空局と議論してきました。地方の人口減少に対応した航空政策が求められます。これからも地域航空会社の存続のためには知恵を出していかねばなりません。

今日は初めて、その成果の一部を目の当たりにしました。

大学生との交流

立命館大学学部生18名(山崎文徳教授)の勉強会で話をしました。各政党から外交・安全保障分野の考え方を聞く研修との事で、自民党を代表して質問に答えました。

議員会館の会議室で開催されました。国会閉会中は比較的空室が多いので、議員事務所を通じて予約し遠慮なく活用してください。

英国の国防大臣

英国労働党の国会議員で、スターマー内閣において国防大臣を務めるジョン・ヒーリー氏が来日。昨年7月以来の再会で旧交を温めました。

今朝は、駐日英国大使館に招かれて、ジュリア・ロングボトム大使と共に、これからの日英関係をテーマに朝食会議(power breakfast)を行ったところ。

夜は、晴海埠頭に停泊中の英国空母「プリンセス・オブ・ウェールズ」での艦上レセプションにも参加しました。英国の空母打撃群の日本寄港と、それに伴うアセット防護は、当時防衛大臣だった私とヒーリー大臣との間で合意したもので、感慨深いものがありました。

令和8年度予算概算要求(防衛省)

自民党本部にて「国防部会・安全保障調査会合同会議」を開催。防衛省における来年度予算案の概算要求で、過去最大となる約8兆8000億円を求める方向を了承しました。

「防衛力整備計画」では、防衛力の抜本的強化に向けて再来年度までの5年間で約43兆円を支出するとしており、来年度予算はその4年目にあたります。

攻撃型ドローンなどの無人機の配備を進めます。また、12式地対艦ミサイルの長射程化など「スタンド・オフ防衛能力」の強化に向けた費用などを盛り込みます。

自衛官募集を活性化し人材確保に取り組むため、自衛官の処遇を大幅に改善するための費用も加えています。

山口政治塾

自民党山口県連では、政治を学ぶ場として第12期「山口政治塾」を開講しました。その第1回講座の講師としてお招きいただきましたので、山口市に行ってきました。

演題は「防衛力の抜本的強化と南西諸島をめぐる課題」です。戦争を回避するための抑止力・対処力や反撃能力について解説しました。受講生からの質疑にも答えました。

全国の各都道府県連にある「政治塾」には、志高く政治家を目指す人材を、また、共に自民党を立て直す有為な人材を幅広く発掘していく取り組みを期待してます。