日本とインドの海洋協力

駐日インド大使館で行われた「海上連結性における日印パートナーシップ(India–Japan Partnership in Maritime Connectivity)」と題したイベントで講演しました。

このイベントは、モディ首相が立ち上げた「インド太平洋海洋イニシアチブ(IPOI)」の枠組みの下で開催され、特に地域間の接続性、インフラ、およびサプライチェーンの強化という観点から、インドと日本の海洋協力に焦点を当てたものです。

インドは世界最大の民主主義国家であり、急速な経済成長を遂げるとともに、インド洋における戦略的要衝としての地政学的にも大変重要な国です。わが国の外交には「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想がありますが、このFOIPを実現していく上でも、インドは欠くことのできない極めて重要なパートナーです。

FOIPとIPOIの親和性は高く、日本はIPOIの柱の一つである連結性向上において、積極的に貢献してきました。また、海洋分野での協力も進めてきています。具体的には、海洋安全保障、海上交通の安全確保、海賊対策、違法漁業防止といった課題に対応するため、連携を強化してきています。

更に、海上自衛隊とインド海軍は共同訓練や同志国を含む多国間演習を通じて相互運用性を高めてきました。また、海上保安機関による協力の推進やODA、国際機関と連携した支援を通じて、インド太平洋地域沿岸国の海上法執行能力の向上に貢献してきました。

自由民主党としては、これからもインド太平洋地域における平和で安定した国際秩序の実現に向けて全力を尽くしてまいります。

叙勲祝賀会(松岡ひさし氏)

白山校区(熊本市中央区)の松岡ひさし自治会連合会長が令和7年春に旭日単光章を受章されました。自治会活動に対する功績です。

また、多年に渡り、私の政治活動も応援していただいており、本日の祝賀会に参加しました。大変嬉しい限りです。

これからも、世のため人のため、そして地域のために、ご夫婦が健康で活躍される事を祈念しています。

新ユニフォームを贈呈

各部活動では、高校総体が終わると3年生が引退し、主将も変わり新しいチームへと移行します。

済々黌ハンドボール部OB•OG会として母校を訪問。男子・女子それぞれ新チームに対して、新しいユニフォームを寄贈しました。

また、全国大会で優勝したチームの木村純久先輩(昭和30年卒)から貴重な話を伺うことができました。

志を継承する集い

安倍晋三元内閣総理大臣は3年前の参議院選挙期間中、奈良県で凶弾に倒れました。

命日の7月8日を前に「第3回 安倍元首相の志を継承する集い」を開催しました。

安倍元総理が会長をお務めになっていた議員連盟「創生『日本』」は共催団体のひとつです。今年5月から幹部勉強会を開催し「日本がめざすべき道-創生『日本』の役割」を取りまとめ、公表しました。

昨年の衆院選で自民党が大敗したり、昨今の自民党への支持率低迷の要因のひとつは、憲法改正への取り組みが停滞するなど、第2次安倍政権が掲げた政策を見失いつつあることです。

安倍元総理がやり残した政策に立ち返るべきだと分析しました。

佐世保市で講演

陸上自衛隊相浦駐屯地(長崎県佐世保市)に本部を置く水陸機動団の創立7周年記念講演会に講師としてお招きいただきました。

混沌とする国際情勢の中、わが国の安全保障体制にとって、特に佐世保市の重要性は増すばかりです。

私の基調講演の後、台湾情勢や今後の水陸機動団が担う責務について、3人の将官によるリレー講演も行われました。

左から、岩田清文さん(陸将・第36代陸上幕僚長)、木原稔(衆議院議員・第25代防衛大臣)、吉田正紀(海将・第40代海上自衛隊佐世保総監)、青木伸一(陸将・初代水陸機動団長、第40代第8師団長)