国会活動再開

08:00 自民党 事業承継問題小委員会。民法の「遺留分」についての議論を行いました。

08:30 自民党 国防部会・安全保障調査会・基地対策特別委員会 合同会議。

09:30〜12:00 衆議院 財務金融委員会。「株式会社日本政策投資銀行法案」について審議。

12:00 自民党 熊本県選出国会議員の会。参議院議員選挙へ向けての打ち合わせ。

13:00 自民党 法務部会。「民法772条問題」について。(5月5日の日記参照)

14:15 自民党 代議士会。

14:30〜17:00 衆議院 本会議。

17:00 自民党 じん肺対策議員連盟 総会。

19:30 改革フォーラム「新しい風」打ち合わせ。

辻立ち再開

08:00 統一地方選挙につき、しばらく休ませていただいた『辻立ち』を再開しました。選挙前・期間中は驚くほど多くの候補者が街中に立っていましたが、すっかり静かになりました。「選挙の時だけやる人が多い」という声を聞きました。有権者は見ています。

     電停「熊本城前」にて

12:05 熊本空港 → 13:40 羽田空港

●10日ぶりに国会事務所へ。明日からの部会・国会での審議に備え、大綱・法案等に目を通しました。

●日本航空・国会担当の兵藤学君が来所。私が新入社員の頃、羽田空港で一緒に勤務した同期です。

連休最終日

●「熊本市東部地区家庭婦人ミニバレー大会 会長杯」で来賓として挨拶をさせていただきました。

     ご婦人方が元気です

こどもの日に考えたこと

 

●民法第772

①     妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する。

②     婚姻成立から200日後または婚姻の解消もしくは取消しの日から300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する。

 

民法772条が問題になっています。

民法は明治時代に編纂された法律なので、現代社会に馴染まない部分もあることは確かです。これまでも適宜、法改正により加筆・修正・削除が行われてきました。今回も議論を尽くして法改正を考えることに異論はありません。

しかし、法改正は慎重に行わなければなりません。第772条で言えば、単に子どもがかわいそうだからという視点のみを強調することは、民法が予定する家族制度を崩壊させることになり、性道徳・家族道徳の低下を放任することになりかねません。また、DNA鑑定を法制度に持ち込むことは、法制度としての親子関係より生物学的な親子関係を優先させることであり、民法秩序のみならず社会秩序を崩壊させてしまう可能性もあります。

思うに、問題が生じた場合に限り、裁判手続きによって個別に対応することが望ましいと考えます。裁判所がDNA鑑定を判断材料として審判を行えばよいのです。裁判手続きが負担であるというのなら、裁判手続きの合理化を図ることを考えればよいことです。いうまでもなく、法秩序を無視して嫡出子の取扱いを私人間で勝手に行うことは法治国家としてあるまじき行為です。

したがって、このような問題について総合的に議論することなく、マスコミの論調に流されて、DNA鑑定至上主義により私人間で処理をしたり、安易に特例法を作ったりすることは、民法の根幹と日本の家族制度のあり方を覆してしまうことになり大変危険なことだと考えます。

比例代表候補予定者

●熊本県看護政策推進大会に参加しました。参議院議員選挙比例代表候補予定者松原まなみさんによる政策発表が行われました。

       

●後援会事務所に参議院議員比例代表候補予定者佐藤まさひささんが来訪。『ヒゲの隊長』(イラク先遣隊長)で有名になった方です。