錯覚に注意

12:10、熊本空港 → 13:40、羽田空港

●先週末が給料日だった方は多いと思いますが、今年になって「税金が減った!」と錯覚して喜んでいる人がいるのではないかと心配です。1月の給与明細を見て税金が減ったのは一時的なもので、「三位一体の改革」で国から地方へ税源が移譲されたことにより、国税(所得税)が減ったことが理由です。減った分は、6月からは地方税(住民税)が増えます。所得税として収めていたものが時間差で住民税に変わるだけで、その分の全体の納税額は変わりません。加えて、日本全体の景気回復傾向から、6月からは定率減税(条件付き減税措置)を廃止することにより、ダブルで「増税」感がありますことをご理解いただきたく思います。7月の参議院選挙に少なからず影響が予想されます・・・。