●昨日、「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染患者被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法案」を議員立法の「賛成者」として衆議院に提出。本日の衆議院本会議で可決されました。法案前文の一部を紹介します。
『・・・政府は、・・・責任を認め、感染被害者及びその遺族の方々に心からおわびすべきである。さらに、・・・再発防止に最善かつ最大の努力をしなければならない。・・・本件においては、そのような企業の責任が問われるものである。・・・』
平均2,000万円の給付金受給者が約1,000名いると計算して、厚生労働省は200億円を予算計上します。
C型肝炎訴訟に関し、政府は司法・行政の範囲ではどこまで出来るかを最大限考えたようですが、結果は全員一律救済できないということでした。最終手段として議員立法での解決となります。対応が後手後手になってしまったことを反省し、可及的速やかな成立を願います。