●衆議院本会議にて、渡辺喜美行政改革担当大臣から「国家公務員制度改革基本法案」の趣旨説明がありました。大臣を中心とした検討グループで幾度も議論を重ね、ようやくここまで辿りつきました。目的は、‘官僚内閣制’ではない、名実共に‘議員内閣制’のあるべき姿を実現することです。議員が官僚をコントロールする、つまり、多様な能力及び経験を持つ人材を登用及び育成し、内閣人事庁で一元管理していくことで、官僚がその役割を適切に果たすことができる、そのための法律です。労働組合を支持母体とする政党からは、強い反発も予想されますが、一部官僚の横暴や無責任を許さないために、成立に向けて努力をして参ります。