●演説をしていて感じました。夏休みにもかかわらず通学する高校生が多いのは何故か?聞いてみたところ、「部活動」よりも「学校での補習授業」が多数でした。補習授業を全校生徒を対象にしている学校もあるとのこと。最近の教育停滞の原因は、学校が悪いとか先生が悪いと言われていますが、本当にそうでしょうか。学校側は与えられた条件で前向きに頑張っているし、生徒も納得してついてきている様に思います。都会の裕福な家庭の子は学習塾や受験予備校に行けますが、地方では経済的にも施設面でも環境が整っていない。『ゆとり教育』世代の学生とはいえ、上位大学の受験合格レベルは変わりません。基礎学力が低いまま入学してきた高校生に対しては、補習授業をしてやらないとレベルに達しない。地方の進学校の悩みは深刻なようです。