大阪府に住む103歳の男性が、昨年4月に「ねんきん特別便」を受け取った際に年金記録漏れを見つけ、66歳の息子が年金相談センターで記録訂正を請求したのに、9ヶ月以上たった現在でも増額分が1円も支払われていないことが分かりました。未払い分の年金は500万円以上に上るとみられます。社会保険庁は訂正処理の滞留件数は約90万件に上っており忙しいと説明していますが、そのずさんな対応は今日に始まったわけではありません。一刻も早い対応が求められると同時に、「後期高齢者には未払い分の半額は即日仮払い」など、メリハリをつけた対応を求めていきます。