朝一番の便で上京。1月5日に始まった通常国会も明日が会期末です。補正予算関連法案や海賊対処法案など成立を急ぐ法案の審議が未了です。また、長年の懸案である臓器移植法案も議論の途中です。延長は仕方ないことだと思います。不思議なのは、民主党が延長に反対したこと。先の党首討論では、民主党代表が「世襲制限や政治資金規正法の改正法案を提出した。今国会中にしっかり議論したい。」と言われました。自民党内でも議論が深まっており大変期待していたのですが、なぜ会期延長に反対なのでしょうか?法案提出はパフォーマンス?本気でやる気持ちが伝わりません。結局、与党だけの賛成多数により、7月28日までの55日間延長を決めました。
憲法52条:国会の常会(通常国会)は、毎年一回これを招集する。
国会法10条:常会の会期は、百五十日とする。・・・・
国会法12条1項:国会の会期は、・・・これを延長することができる。・・・
国会法12条2項:会期の延長は、常会にあっては一回・・・を超えてはならない。