真の保守確立

 自民党の危機的状況など国民にとってはどうでもよい事でしょう。良識ある国民の最大の関心事は、日本の正しい歴史や伝統を守る「保守」が危機にさらされるのではないかという事です。第二次世界大戦後のGHQによる「日本弱体化」政策は、教育・国防・農業(食糧問題)を中心に徐々に日本を蝕んでいます。4年間の国政経験で痛切に感じました。硬性憲法である現行憲法を廃止・改正することが、あらゆる呪縛を取り除く起点になるところでしたが、自民党が与党であった50年の間にそれができませんでした。唯一、安倍内閣において「憲法改正のための国民投票法」が成立したことは歴史的な出来事でした。その後、参議院選挙での与野党逆転によって憲法改正論議は宙に浮いたまま。さらに、ここにきて民主党連立政権によって、あたかも止めを刺されようとしている気がします。夫婦別姓、外国人参政権付与、靖国神社に代わる追悼施設建立、東アジア共同体、米国とのFTA締結、防衛費削減などなど・・・。口先だけで保守をとなえる人はたくさんいますが、私は真の保守確立に向けて出来る限りの努力をさせていただく決意でいます。国民が誇れる日本にすることが私の使命です。

【写真左】戦没者・殉職自衛隊員合同慰霊祭に参加(熊本県護国神社)。

【写真右】木原みのるを支援してくれる若手経済人の皆さんとともに。