「郵政株式売却凍結法」が成立しましたね。4年前に郵政民営化を進めた一人としては大変残念です。これで郵政事業は事実上の参入規制による独占事業に先祖帰りです。官営会社が民業を圧迫しはじめます。官営なので赤字が出ても税金による国民負担が必然。良くなってきたサービスも、競争がなければどうなることやら。国民世論はどうなっているのでしょうか。聞こえてきません。メディアも沈黙してます。私には、郵政民営化の将来に確たるビジョンを持たないまま、ただの連立政権維持のために泥縄で法律を作ったとしか思えません。
【写真】熊本県議会が開会中。久しぶりに傍聴しました。