開き直り

小沢幹事長の疑惑に関する総理の発言。新聞で記事を読んで驚きました。

「私自身の問題(偽装献金や脱税疑惑)もあったが、総選挙の前から出ていた話であり、こういう問題があるにもかかわらず、民主党を国民の皆さんの多くが選んだ・・・」

この発言は、衆議院選挙の勝利によって総理自身と小沢幹事長の「政治とカネ」の問題を正当化し終結させたい趣旨だと分析します。本当にそうなのでしょうか。選挙の時よりも多くの事実が開示されて、大きく状況が変わっていませんか。

他に問題は山積しています。国会の予算委員会では経済対策や外交問題など建設的な議論を迅速にすべきだと思います。そういう声があるのも事実です。しかし今回の「政治とカネの問題」、既に皆さんは納得できていますか?国会で追及する必要はありませんか?

前原国交相だけが当然の発言をされていました。

「公共事業で政治家に多額のお金がわたることは、キックバックのような話なので許されざること・・・」

私は予算や政策の話をする前に、まず政治家の襟を正すべきだと思います。大事な予算委員会で国益の為の予算ではなく、私利私欲の為の予算が組まれてしまう可能性があるからです。

【写真】次回のFM79.1「熊本天国」は、1月22日(金)20:00から。