トヨタ車のリコール問題.。
リコールはアメ車こそ日常茶飯事。
技術的なことを冷静に分析しても、ここまで騒ぐほどではないのでは?
リコールがここまで大きくは取り上げられるのには理由がありました。
- 米国では中間選挙を控えている。公聴会では議員による売名行為ともいえる「政治ショー」をしたかった。
- 米国ではオバマ大統領の経済政策が機能せず、アフガニスタンへの増派も過剰な財政負担。このまま、公的資金を投入したゼネラル・モーターズが復活しなければ、オバマ政権は危機に陥る。
- 日本の「エコカー減税」は米国車を対象外にしたことも刺激した。
しかし、私が最も言いたいのは政府の対応の悪さです。
日本が誇る世界のトヨタが、米国議員による「政治ショー」で徹底的にいじめられているのに終始見てみぬふり。
こういう場合、政府は国益を考えて助け舟を出すのが常識。
ところが、鳩山総理は「真摯に対応してもらいたい」とさえ言いました。
「援護射撃」どころか「うしろから鉄砲」。
日本のトヨタが国際社会でどういう位置づけなのか、日本ブランドの信頼を担っていること、このままほっとけばどうなるのか、全く危機感がない。
今後、トヨタは信頼回復のために消費者の不安を取り除き、精力的に販売促進活動を行い、失った市場シェアの大部分を取り戻すでしょう。
私は反転攻勢に転じるトヨタを応援します。