昨日、政府に以下の申し入れを行いました。
内閣総理大臣 菅 直人 殿
自民党熊本県連 口蹄疫対策本部
4月20日に感染が確認されてから53日目。6月9日には、全国屈指の畜産地域である宮崎県南部の都城市で感染が確認、さらには、県北部の日向市、県中部の宮崎市でも感染が確認され、宮崎県全域規模に広がるなど、政府の初動の遅れ、対応のまずさ等もあって、事態は悪化し新たなステージに入っている。
もはや宮崎県のみの問題ではなく、九州、国として畜産業を守らなければならない非常事態を宣言すべきである。
ウイルスの潜伏期間は、牛は約1週間、豚は10日間と言われており、今後どのように拡散していくのか、国及び国会としても注視し、責任ある対応をすべきである。
以上の観点から、
- 会期を2週間程度延長し、国会として万全の対応をとるよう求める。
- 本件は、国家全体にかかわる重大な問題であり、衆参両院に特別委員会を設置し、定例日を設けず随時委員会開催ができるこことし、迅速に対応すべきである。
以上、申し入れる。
【写真】熊本県議会議長に就任した小杉直県議の祝賀会で祝辞。