総理大臣が替わりすぎます。
平成18年の福田康夫政権以降、「3年間で3人」。
平成21年に民主党政権になって、「1年間で2人」。
9月以降にまた替わる可能性も・・・。
少子高齢化により1年に1兆円増え続ける社会保障費。
一方で、財政赤字の解消に向けた財政健全化。
景気対策もやらなければならない。
多少の無駄を削減したところで焼石に水。
どの政党のどの首相が政権を担っても状況が劇的に変わることはない。
有権者の皆様もようやく気が付いたのではないでしょうか。
決してやってはいけないこと。
ウケのよいバラマキ政策を掲げて政権を握ること。
バラマキを実行すれば財政をさらに悪化させることになり、あきらめれば国民を欺くことになる。
「進むも地獄、引くも地獄」
今の政権です。
平成になっての長期政権は小泉純一郎内閣だけです。
ところが、多くの政治評論家やマスコミは小泉政権を「小泉劇場」と切り捨て、小泉政治にポピュリズムのレッテルを貼って、「格差を生んだ悪政」として総括してしまいました。自民党内部でもそうかもしれません。
しかし、本当にそうだったのでしょうか?
少しだけ検証したいと思います。
<つづく>