卑怯極まりない行為

島根県沖に所在する竹島は日本固有の領土です。

しかし、現在は一世帯の韓国人が島に寝泊りし、韓国の警察官が常駐しているとのこと。つまり、韓国により不法占拠されている状態です。韓国にも言い分があるのでしょうが、日韓の間でいずれ決着をつけるべき「領土問題」です。

一方、東日本大震災後、陸海空自衛隊員約25万人のうち約10万人が被災地へ派遣されています。領土防衛の観点から言えば、極東アジアの軍事バランスが崩れている状態と言えます。

間隙を縫うように、韓国は竹島で大型へリポートの大規模改修工事に着手しました。5月末には完成するとの事です。

また、竹島の北西約1キロの海上(日本領海内)に「海洋基地」を建設しようと企てていましたが、大震災直後に建設会社の落札を終え、着手することを発表しました。

さらに、韓国の金首相は4月7日の国会で「海洋基地には軍隊が駐屯する案も検討する価値がある」と述べました。

我が国が大震災でもがき苦しんでいる最中の出来事であり、倫理的に許されません。「火事場泥棒」とはこういうことを言います。一般的には卑怯極まりない行為です。

しかし、韓国だけではありません。周辺諸国も虎視眈々と狙っています。弱っている国を攻めていくのは当然と思わねばなりません。外交は国益だけを追求するもの。そんなに甘くないし綺麗事では済みません。

世界からは「外交や安全保障を甘く見ていた」と嘲笑されるだけです。

領土問題を先送りにしてきたこれまでの政治や、日米同盟に頼りすぎて我が国を守ることさえ十分でない自衛隊。その根底には日本国憲法を改正しようとしなかった、国防意識が希薄な国民性があります。

「自分の国を自分で守れない国の結末」が近づこうとしています。

大災害から日本は必ず復興します。その時に「くにのかたち」が変わっていないことを祈るだけです。

まだ間に合います。私は闘い続けます。

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