先週は岩手県の被災地を視察しました。
岩手県は宮城県と比較すると全般的に復旧が遅れていると聞いていましたが、実際にその通りでした。見たところ4ケ月間経過したとは思えない状態が多数ありました。
【釜石市】特に復旧作業が遅れています。津波直後の状態の区画があったり、公道にまだ廃車が残っていたり、信号機さえ復旧していない箇所もありました。
【大船渡市】まだまだです。瓦礫の撤去がこれからの区画もありました。広い被災地ですが、作業車や作業員の数が足りていません。
【三陸高田市】瓦礫の仮置き場が多数ありますが、どこも飽和状態。農地の瓦礫撤去は全くの手付かず(優先順位:道路→住宅地→農地など)。農地は瓦礫を撤去できても、異物を除去し、土壌の塩抜きをしないと作付はできません。