日本人の雄々しさ

天皇陛下78歳の誕生日にお祝いを申し上げます。

東日本大震災直後の3月16日、被災者や国民に向けたメッセージを発表されました。そのお言葉の一部を振り返ります。

●・・・何にも増して、この大災害を生き抜き、被災者としての自らを励ましつつ、これからの日々を生きようとしている人々の雄々しさに深く胸を打たれています・・・

日本人には「雄々しさ」があります。その「雄々しさ」によって、我が国は過去の幾多の国難から立ち上がってきたのです。

●敷島の 大和心の雄々しさは 事あるときにぞ 現れにける

(日露戦争に際しての明治天皇の御製)

●降り積もる 深雪に耐えて色変えぬ 松ぞ雄々しき 人もかくあれ

(大東亜戦争集結後の昭和天皇の御製)

天皇陛下は、震災後に数多くの被災地や避難所を御幸し、国民を励まし続けてこられました。過労が重なり体調を崩されての入院でしたが、12月6日からは国事行為の執務を行われています。

陛下のご健康を心から祈ります。