低脂肪、低コレステロール、低カロリー!
高タンパク、高グリコーゲン、高ビタミン!
「食肉の王様」それは、馬肉!!
馬肉の使い方としては、打撲した患部に馬肉を貼って治療する民間療法が主流のようですが、熊本県では食用が当たり前。
福岡ダイエーホークスの王監督(当時)が、足を打撲した秋山幸二選手(熊本県出身)に治療用として馬肉を贈ったところ、すべて食べてしまった話は有名ですね。
近年は若者らに馬肉離れが進んでいます。食用馬の生産量日本一の熊本県では、平成18年度は年間7798頭の生産がありましたが、毎年減り続けて平成22年度には6323頭になってます。
ところが今年7月から牛の生レバー(肝臓)の提供が禁止されたのをきっかけに、馬レバーの需要が高まっています。県内の業者は全国から馬レバーの注文に対応できてない状況です。
馬レバーを一度でも食べた人は、牛レバーでは物足りなくなります。抜群に美味しいのが馬レバーです!
「馬レバーを通じて馬肉の美味しさを広めるチャンス」なのですが、馬肉のメインである馬刺しの消費量が上がらないので、馬レバーだけを増産するわけにはいかないのです。食用馬1頭から取れる馬肉は約300キロに上りますが、そのうちレバーは約5キロほどの希少部位。2%もありません。
熊本県と地元業界をあげて、今こそ馬レバー以外の馬刺しの美味しさを広めるためにキャンペーンを実施する最大のチャンスではないでしょうか。