スパイ防止法制定を急げ①

今年はオリンピック・パラリンピックイヤーでしたが、4年前の北京オリンピックにおける「聖火リレー事件」のことを覚えておられるだろうか。

日本でのコースは、長野県・善光寺をスタート地点として長野市を走る予定だったが、仏教寺院として中国の「チベット弾圧」に異を唱える善光寺はそれを辞退。以降、国宝である善光寺ではスプレーによる落書き等の嫌がらせが相次いだ。

リレー当日には、中国人留学生団体を中心とする在日中国人が大挙して押し寄せ、赤いTシャツと赤い中国国旗が長野市内を埋め尽くした。その数は数千人とも数万人とも言われ、チベット・ウィグル・台湾独立を願う日本の団体と一触即発の状態であった。

後日、この動員は中国大使館が主導していた事が明らかになったわけだが、赤いTシャツが軍服だったらどうなるのか、手持ち国旗が武器だったらどうなるの、そんな可能性を日本政府は想定せねばなるまい。

(つづく)