超党派の国会議員で構成する「憲法96条改正を目指す議員連盟」に入会しました。普段は超党派議連は避けているのですが、今回は仕方ありません。
顧問:安倍晋三、麻生太郎、平沼赳夫
会長:古屋圭司
本来、私は憲法を一条ごとに、または一字一句ごとに改正していく事には反対です。「新日本国憲法案」として一括して国民投票にてはかるべきだと考えます。
理由は以下の4点です。
- 改正箇所が多すぎる
- そのために時間がかかりすぎる
- 一回の国民投票にかかる費用は数百億円
- 一条ごとの改正では「ツギハギ憲法」となり、全体のバランスを欠く
しかし、第96条だけは別です。なぜなら、憲法の内容そのものではなく手続きの条文だからです。従って、第96条を単独で改正することは、私の悲願である自主憲法の制定に向けて大きく前進することになります。
「アメリカ いいなり もうやめよう」
→ 日本共産党のポスターに書かれたキャッチフレーズです。GHQが作成した現行憲法をかたくなに守ろうとする行為こそ、まさしくアメリカの「いいなり」に違いありません。
「硬性憲法なのだから改正のためのハードルを下げるな」
→ 第96条の内容である『三分の二』を『過半数』に引き下げる改正は、あくまで国会の『発議要件』であって、『改正要件』は国民投票による過半数の賛成であることに変更はありません。
「法律と同じように『過半数』を要件にしていいのか」
→ 法律は「出席議員の過半数」であり、発議は「総議員の過半数」です。さらに国民投票の過半数を課すので硬性憲法であることに変わりません。
「憲法を、国民の手に取り戻す。」
そのために、日本国憲法の第96条改正を実現する決意です。