21世紀の日英同盟を目指して

今年の秋に、英国は日本で国際会議を開催します。

計画しているのは、英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)です。RUSIは1831年に大英帝国の外交を支えた世界最古の政府系軍事・安全保障シンクタンクです。

2日間にわたり、日英安保の枠組みのあり方や、防衛装備品の共同開発、サイバーセキュリティー、英国の情報活動について、国会議員や民間団体と意見交換をします。

すでに、両政府間では、戦略対話や武器輸出三原則の緩和、兵器の共同開発、情報の共有について協議も始まっており、対中国を念頭に安全保障を強化していくを合意しています。

太平洋を挟んで日米同盟、ユーラシア大陸を挟んで日英同盟。既に英米は同盟国であり、これから三国間の安全保障連携が世界の政情安定に寄与していくことを確信しています。

当日は、アンドルー王子(ヨーク公)の来日を予定しています。また安倍総理や小野寺防衛大臣にも講演していただくことになるでしょう。日英交流400年の記念年に、21世紀の日英同盟の構築を後押しします。