自民党北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部(役員会)に総理補佐官として出席し説明しました。
北朝鮮は、本日(9日)7時34分から7時35分頃、北朝鮮の東岸から複数発の弾道ミサイルとみられるものを北東方向に発射した模様。これらは、約100kmから200km飛翔し、7時36分から7時39分頃、日本海海上に落下したものと推定されるが詳細は分析中。いずれも落下したのは、我が国の排他的経済水域(EEZ)外と推定。付近を航行する航空機や船舶への情報提供を行ったところ、現時点において、これらへの被害報告等の情報は確認されてない。政府においては、官邸危機管理センターに設置している「北朝鮮情勢に関する官邸対策室」において情報を収集するとともに、緊急参集チームを招集し対応について協議。さらに、《国家安全保障会議》を開催し情報の集約及び対応について協議を行ったところ。北朝鮮は、昨年5月以降、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)や短距離弾道ミサイル等の度重なる発射により、関連技術の高度化を図っているものとみられる。こうした昨今の北朝鮮による弾道ミサイル等の度重なる発射は、我が国を含む国際社会全体にとっての深刻な課題であり看過できない。政府としては、引き続き米国等とも緊密に連携しながら、必要な情報の収集・分析及び警戒監視に全力を挙げ、我が国の平和と安全の確保に万全を期す。