国会(立法府)は提出された法案を審議する機関です。「法治国家」である日本において、国民生活に直結する法律を作る事ができる唯一の機関であることが「国権の最高機関」と言われる所以です。
法律案には2種類あり、内閣が国会に提出する法律案を「内閣立法(閣法)」、議員が国会に提出する法律案を「議員立法(議法)」と言います。更に、衆議院議員が提出するものを「衆法」、参議院議員が提出するものを「参法」と称します。閣法に対する質問には政府高官が答弁し、議法に対する質問には提出議員が答弁します。
今回の「こども基本法案」は議員立法(衆法)です。私は政務三役(大臣・副大臣・政務官)ではありませんが、法律案提出議員の一人として国会で答弁しているのです。