司法書士制度150周年

「司法書士制度推進議員連盟」を代表して記念式典に参加し、会長の祝辞を代読しました。

さかのぼること明治5年に「代書人」として規定され、その後「司法代書人」、そして「司法書士」と名称を変えながら、150年という歴史を積み重ねてこられました。

議員連盟としては、令和元年に司法書士法を改正し、第1条に「法律の専門家として、国民の権利を擁護し、自由かつ公正な社会の形成に寄与する」ことが司法書士の使命だあるとの明確な規律を定めました。今年5月には、民事裁判のIT化を可能とするべく民事訴訟法を改正しました。

弁護士・司法書士の訴訟代理人についてはオンライン申請が義務化となりましたが、本人訴訟の当事者は任意のままです。本人訴訟率が極めて高い我が国においては、本人訴訟のサポートこそが、司法のデジタル化を推進するポイントとなります。

これからも司法書士の皆様の活躍に大きな期待を寄せています。