シャングリラ・ダイアローグでは各国の国防相がシンガポールに集まる機会を捉え、裏側で個別に会談を行うことになります。これもシャングリラ・ダイアローグの醍醐味のひとつです。
日本は、6月1日〜2日にかけて12カ国との2カ国会談(バイラテラル会談)に加えて日米韓、そして初めてとなる日豪韓の3か国による多国間会談(マルチラテラル会談)、2日間で合計14回の公式会談を実施しました。更に各国の閣僚級との様々な場所での非公式な会話(立ち話や食事)等を含むと、総計20カ国に対して日本の立場や考え方を伝えたことになります。
【2カ国会談】中国、フランス、カタール、韓国、シンガポール、フィジー、オランダ、ウクライナ、米国、ニュージーランド、リトアニア、カナダ
【多国間会談】日本・オーストラリア・韓国、日本・米国・韓国
それぞれの国防大臣等との対面での公式会談は、その内容を公開することは出来ませんが、濃密で充実したものとなりました。これら会談を含めて、シャングリラ・ダイアローグへの参加は大変有意義でした。