大臣レセプションを主催

日本には世界各国多数の大使館があり、その在京大使館には安全保障を担当する軍人や職員がいます。特に軍人は「駐在武官(military attachés)」と呼ばれ、大使を通じて我が国との安全保障交流をサポートする役割を担っています。

本日は、在京大使館の駐在武官や職員の皆さんをお招きした「防衛大臣レセプション」を主催しました。「駐在武官団」団長のポール・ドラギスヴィッチ大佐(ニュージーランド)はじめ多くの関係者にお越しいただき感謝しています。

IT技術の発達した現代社会においても、大事を為すうえで重要なのは、やはり人間関係であり信頼関係です。駐在武官や大使館職員の皆様には、日々のコミュニケーションを通じて防衛省職員との信頼関係を築き、各国の国防当局との架け橋として尽力いただいております。そのおかげもあり、我が国と各国との間の安全保障協力は着実に進展してまいりました。

昨年9月の防衛大臣就任以来、私は二国間会談をはじめ太平洋島嶼国国防大臣会合(JPIDD)やシャングリラ会合など様々な機会を通じて、多くの国々のカウンターパートの皆さんと会談し、安全保障協力推進のための具体的な方策について議論して参りました。

安全保障協力は、国際情勢がめまぐるしく変化する時代において、地域及び国際社会の平和と安定を確保するための重要な柱の一つです。本年も大臣自らが先頭に立ち、二国間及び多国間の防衛協力・交流推進のために全力で取り組む所存です。