トルコ共和国戦勝記念日

コルクット・ギュンゲン在日トルコ大使に招かれ、「トルコ共和国戦勝記念日レセプション」に出席しました。この記念日は、列強に分割占領されんとする国土を守るため、ケマル・アタチュルク率いる抵抗運動政権が祖国解放戦争を起こし、1922年8月30日のドゥムルプナルの戦いで決定的な勝利を収めた史実を祝う、トルコにとって大変重要な日との事です。

また、本年は「日本・トルコ国交樹立100周年」にあたる記念すべき年です。約130年前のエルトゥールル号遭難事件以降、両国は「助け合い」の精神をもって友好関係を深化させてきました。

本年6月、トルコ海軍コルベット艦「クナルアダ」が日本に寄港し、彬子女王殿下ご臨席のもと艦上レセプションが開催されました。また、今月は海上自衛隊の練習艦「かしま」と「しまかぜ」が、イスタンブールに寄港したところです。

このような艦艇の相互訪問をはじめとした防衛協力・交流は、日本とトルコの絆を強めるだけでなく、地域の平和と安定、更には「自由で開かれたインド太平洋」の実現に寄与するものです。

今後も、日本とトルコの更なる関係強化を期待しています。