フィンランド共和国からアンティ・ハッカネン国防大臣が来日しました。フィンランドとの防衛相会談としては約2年ぶりの実施となります。
まず、今般のウクライナ情勢を受け、NATO加盟を決断したことへの支持を伝え、これまでの努力に敬意を表しました。
力又は威圧による一方的な現状変更やその試みは、欧州だけで起きているものではなく、インド太平洋地域でも活発化しています。
フィンランドとは、2019年に「日フィンランド防衛協力・交流の覚書」に署名して以降、様々な防衛協力・交流が進んでいるところです。
本日の会談では、防衛装備移転及び情報保護の枠組みの構築に向けた検討を進めるために協力していくことを確認するなど、充実した議論となりました。
この会談を契機として、着実に進展してきている日フィンランド防衛協力・交流に、更に弾みをつけたいと思います。