インダストリーデーを開催

令和4年から開催してきた「インダストリーデー」は、今回で3回目を迎えます。今回も多くの米国政府関係者、米国企業及び日本企業の皆様に参加いただきました。

インダストリーデーを含め、日米両国政府や企業の皆様の交流や積極的な協力は、我が国の防衛産業・技術基盤の強化につながるだけでなく、日米同盟の強化にも資する大変大きな意義を有するものです。

我が国は、国家防衛戦略等を踏まえ、装備品の共同開発・生産や米国製装備品の国内における生産・整備能力を拡充すべく取り組んできています。また、米国も今年1月に公表された国家防衛産業戦略等を踏まえ、インド太平洋地域における同盟・パートナー国との共同開発、共同生産及び共同維持整備を追求しています。

こうした両政府の方針を踏まえ、今年4月の日米首脳会談で、日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)を設立。従来の協議枠組みでは政府間協力に重点が置かれてきたところ、このDICASでは防衛産業協力を重要課題の1つとして位置づけ発展的に改編したものです。

本日のインダストリーデーが契機となって、各国の防衛産業を含めた官民の連携が更に強化され、装備・技術協力が具体的な姿となって現れる成果を期待しています。