六氏先生

台湾・台北市を訪問し、「六氏先生」の墓参りをしました。

台湾が日本に統治されていた時代、台北に日本式小学校「芝山巌学堂」(しざんがんがくどう)が設立されました。

台湾児童への基礎教育は台北で感謝されてましたが、日本の統治に反対する勢力が勢いのあまり、日本人教師6人を殺害してしまいました。

日本人教師達が「死して余栄あり、実に死に甲斐あり」と命懸けで教育に努めたことから、亡くなった教師は「六氏先生」と呼ばれ、現在でも学堂跡地で丁重に葬られています。

教師のはひとり平井数馬先生は熊本県宇城市出身(済々黌卒)、17歳でこの世を去りましたが、後の台湾教育の基礎となる学習指導要領を残しています。