陸上自衛隊健軍駐屯地に所属している第5地対艦ミサイル連隊。そこに配備されているスタンド・オフ・ミサイル12式地対艦誘導弾(12SSM)を「能力向上型」に更新します。
能力が向上することで射程が伸びて「反撃能力」を保有することになります。
反撃能力とは、わが国に対する武力攻撃が発生し、その手段として弾道ミサイルなどによる攻撃が行われた場合、「武力の行使」の三要件に基づき、そのような攻撃を防ぐのにやむを得ない必要最小限度の自衛の措置として、相手の領域において、わが国が有効な反撃を加えることを可能とする、スタンド・オフ防衛能力などを活用した自衛隊の能力のことを言います。
反撃能力は、憲法、国際法、国内法の範囲内で行使されるものです。武力攻撃が発生していない段階で自ら先に攻撃する先制攻撃は許されず、それを行うことはありません。