メガソーラーを厳格対応

私が議長を務める「大規模太陽光発電事業に関する関係閣僚会議」を開催しました。

太陽光発電事業は、この数十年で急速に拡大し、現在では我が国の発電量の約1割を賄っています。一方で、自然環境、安全、景観などの面について様々な懸念が生じる事案が一部の地域にみられています。

地域との共生が図られている事業は促進する、その一方で、不適切な事業に対しては厳格に対応する必要があります。そのため「メガソーラー対策パッケージ」を取りまとめました。

①不適切事業に対する法的規制の強化等

②地域の取組との連携強化

③地域共生型への支援の重点化

以上の3つの柱からなります。政府として、地域との共生や環境への配慮を徹底し、再生可能エネルギーの導入を引き続き進めてまいります。

政労使会議

高市内閣として初めての政労使会議を実施しました。高市内閣の方針は「賃上げを事業者に丸投げせず、継続的に賃上げできる環境を整備する」というものです。

この方針に基づいて、以下のように『総合経済対策』を閣議決定しました!

①官公需を含めた価格転嫁・取引適正化の徹底、中小企業・小規模事業者へ1兆円規模の支援を行います。

②基金を活用して、賃上げに取り組む中小企業・小規模事業者による成長投資支援を抜本的に強化します。

③重点支援地方交付金による賃上げ税制を活用できない中小企業・小規模事業者の賃上げ環境整備のための推奨メニュー事業を強化します。

その裏付けとなる補正予算の早期成立を目指します。また、強い経済の実現に向けて、日本成長戦略本部を立ち上げました。来年夏に向けて、「賃上げ環境整備に向けた戦略」を含む成長戦略を策定します。

令和7年秋の叙勲伝達式

国家・公共に対し、それぞれの分野において、極めて顕著な功績を挙げられた皆様が、晴れて叙勲の栄誉に浴されました!

この度の栄誉を心からお祝い申し上げますとともに、そのご努力とこれまでのご労苦に対し、深く敬意を表します。

また、受章者の皆様とご労苦を共にされてこられたご家族の方々に対しましても、心からお祝いとねぎらいの言葉を申し上げました。

国会対応

衆議院・参議院ともに各委員会が始まりました。会期の短い臨時国会ですが、必要な法案審査などが行われます。

内閣官房長官として、一日2回の記者会見に加えて、拉致問題担当大臣や沖縄基地負担軽減担当大臣として、国会における委員会で答弁を求められることがあります。

衆議院・参議院ともに「内閣委員会」や「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」において、委員から質問があった場合には、必要に応じて担当大臣として答弁します。

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忘れるな拉致 県民集会

48年前の1977年(昭和52年 )11 月15 日、 当時中学 1 年生だった横田めぐみさんが北朝鮮によって拉致されました。

めぐみさんの通っていた中学校から海岸までの道を歩きました。部活動を終えて自宅に帰る途中、静かな住宅地で拉致というわが国の主権と国民の安全が奪われる事件が発生したことへの理不尽さを痛感したところです。

その後、新潟市で開催された「忘れるな拉致 県民集会」に政府を代表して参加しました。

めぐみさんは48年もの間、御家族と会えず、日本の地を踏むことができていないことに対し痛惜の念に堪えません。

新潟県の拉致被害者には、2002年に帰国することができた曽我ひとみさんのお母様のミヨシさんや、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない大澤孝司さんや中村三奈子さんもおられます。

拉致問題は人道問題であり国家主権の侵害です。高市内閣の最重要課題として、一刻も早く拉致被害者が帰国できるならば、首脳会談を含めて、手段を選ばずに取り組んでいく考えです。