●一連の「つなぎ法案」騒動では、国民の皆様に大変みっともない議会の姿を披露してしまったことにお詫びを申し上げます。所属する衆議院財務金融委員会では、議論の場である国権の最高機関でありながら、その光景は特に子どもに見せることが出来ない状況でした。「人の話を聞きなさい」「授業中の私語はダメです」「ルールを守りなさい」と言っている大人の信用をなくしてしまいます。暴力行為が行われなかったことが、せめてもの救いでした。民主主義の下での議論の正常化を促して参ります。
再試合
●「男子ハンドボール北京五輪予選再試合 日本vs韓国」を観戦しました。昨日の女子は、同時刻に衆議院本会議だったため観れず。男子の試合には代々木体育館が満席となる1万人を超す日韓サポーターが駆けつけました。高校時代に対戦した岩本選手、主将の中川選手を激励(いずれも熊本出身)。結果はご存知の通りでしたがナイスゲームでした!協会の市原副会長の目には一筋の涙。これまで多くのご苦労があったことと思います。ハンドボールの面白さを全国に発信してくれたことに選手と協会スタッフに心から感謝します。『中東の笛』問題で五輪競技としてのあり方を問われたハンドボールでしたが、ピンチをチャンスに変えて、マイナー競技からメジャー競技へと目指してほしいものです。今後は「ハンドボール振興議員連盟(仮称)」を立ち上げて、政治からもバックアップしていこうと思っています。
補正予算
08:00 熊本空港 → 09:30 羽田空港
12:00 国民歯科問題議員連盟 設立総会
14:00 財務省 打ち合わせ
16:00 平成研究会 財政に関する勉強会
17:30 全国青色申告会総連合 新年賀詞交換会
18:30 日本医師連盟との新春懇談会
20:00〜 衆議院 本会議 補正予算を可決
真の文民統制
国際的信用
●税制改正法案が年度内に成立するかどうか、非常に心配になってきました。新聞等では揮発油税ばかりが取り上げられますが、私が最も気がかりなのは国際経済取引への影響です。『東京オフショア市場』というものがあります。その中の「外−外取引」(国外から調達した資金を国外で運用する取引)に係る預金等の利子非課税措置が失効してしまいます。その結果、マーケットへの影響は計り知れません。
⇒ 金融・資本市場の競争力強化を目指す日本の国際的信用が失墜。
⇒ 課税を避けるために、海外からの東京オフショア市場への資金流入が大幅減少。金融機関の資金調達や金融市場に大打撃。
揮発油税は2.6兆円(消費税1%相当)の話ですが、東京オフショア市場の規模は約23兆円です。財務金融委員会で所管している「所得税法等の一部を改正する法律案」は、なんとしても年度内成立させなければならないのです。